現代から乙女ゲームの悪役令嬢に憑依したエミと、その身体の主であるレミリア。
二つの魂が交錯し、復讐劇が展開される異色のファンタジー「悪役令嬢の中の人」では、ざまぁ系の爽快感が満載です。
徹底的な復讐、悪役令嬢としての冷酷な正義が見どころで、悪を悪で制す痛快なストーリー展開に、思わず夢中になること間違いなし!
- 復讐劇が好きな人
- ダークファンタジーに興味がある人
- 異世界転生や憑依設定に惹かれる人
- ざまぁ系でスカッとする展開を求めている人
- 魅力的な悪役令嬢が好きな人
「悪役令嬢の中の人 ~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の全貌
連載掲載 / 出版社 | 『comic LAKE』一迅社 |
作者 | 原作 まきぶろ、作画 白梅ナズナ |
ジャンル/キーワード | 異世界転生、悪役令嬢、復讐、ダークファンタジー、ざまぁ系、乙女ゲ |
見れるアプリ | LINEマンガ,ebookjapan |
「悪役令嬢の中の人」とは
この物語は、架空の乙女ゲーム世界を舞台にした異色の転生ファンタジーです。
現代日本から転生した女性「エミ」が、ゲーム内の悪役令嬢「レミリア」の体に魂として宿り、彼女の運命を変えようと奮闘する物語です。
しかし、ゲームヒロインである「ピナ」によりエミは冤罪をかけられ、絶望に追い詰められます。
そしてその瞬間、本来の「レミリア」の人格が目覚め、エミを陥れた相手への壮絶な復讐を誓い、報復劇が始まります。
発売日は?何巻まである?
本作品のコミカライズ版は、現在4巻まで発売されており、2024年2月24日に第4巻が刊行されました。
原作小説は「小説家になろう」で連載された後、一迅社ノベルスより全2巻で書籍化されており、番外編も随時更新されています。
作者・まきぶろさん
原作小説はまきぶろ先生による執筆で、悪役令嬢の復讐劇とダークファンタジー要素を交えたストーリーが特徴です。
コミカライズ版の作画は白梅ナズナ先生が担当しており、視覚的な迫力とキャラクターの表現が人気を集めています。
あらすじと主要なストーリー展開
ストーリーは、転生したエミが乙女ゲーム内の悪役令嬢・レミリアとして生き、彼女を破滅ルートから救おうと努力することから始まります。
善良な性格のエミは、周囲と友好的な関係を築こうと奮闘しますが、ヒロイン「ピナ」に策略にはめられ、無実の罪を着せられ犯罪者として断罪されてしまいます。
心を閉ざし絶望したエミに代わって、レミリアがついに表に現れ、裏切った者たちに苛烈な復讐を決意します。
レミリアは冷酷さと知略を駆使して、エミを傷つけた者たちに容赦ない制裁を下し、ピナやその協力者たちから財産や名誉を徹底的に奪い取っていくのです。
「悪役令嬢の中の人」のキャラクターと感想レビュー
主な登場人物紹介
レミリア・ローゼ・グラウプナー
本作の「悪役令嬢」。冷徹で計算高い貴族令嬢でありながら、エミの善良さに触れ、彼女のために一途な復讐を企てる。彼女は、圧倒的な頭脳と魔力でエミを陥れた者たちに制裁を加える冷酷なキャラクターで、悪役令嬢としての強い意志を持ちます。
エミ
現代日本からレミリアの身体に宿った転生者。善良で優しい性格で、乙女ゲームの悪役令嬢という運命からレミリアを救うため努力するが、ピナに策略にはめられ絶望に落ちる。彼女の心の強さと純粋さが、物語の根幹を成しています。
ピナ(リィナ)
現代から転生して乙女ゲームのヒロイン「星の乙女」となったキャラクターであり、悪意に満ちた行動で周囲の人々を籠絡する。ゲーム内で課金アイテムを多用し、周囲の好感度を操作する狡猾さが特徴。ピナは、エミとレミリアを追い詰める大きな敵として登場します。
作品の見どころを深掘り
- 悪をもって悪を制す、痛快な復讐劇
- 魂の共有で知った「エミの純粋さ」
- レミリア復讐が生むスリルとカタルシス
- 『中の人』だからこその斬新な展開
悪をもって悪を制す、痛快な復讐劇
『悪役令嬢の中の人』の醍醐味は、痛快な復讐劇です。
エミがかけられた無実の罪を、レミリアが冷徹な計略で晴らしていく様はまさに圧巻!
品行方正な令嬢としてふるまいながらも、裏では徹底した冷酷さで、エミを陥れた者たちを次々に追い詰めていきます。
悪役としての才覚を活かし、徹底した報復を行うレミリアの姿にスリルが溢れ、読者は最後まで釘付けになります。
魂の共有で知った「エミの純粋さ」
レミリアが復讐を決意するのは、エミの優しさに触れ、自分がエミに愛されていることを知ったからこそです。
エミの善良さに心を動かされたレミリアは、魂を共有することで芽生えた「エミのために」という想いから、容赦ない復讐の道を選びます。
この純粋な愛情が、悪役令嬢の名にふさわしい冷酷な決意を引き出していきます。
レミリアの復讐が生むスリルとカタルシス
レミリアは冷徹さを駆使し、ピナをはじめとする裏切り者たちに対し、見事な復讐を遂げていきます。
彼女の行動は決して暴力的なだけではなく、計略と知略を巡らせて周囲を巧みに操り、復讐を遂行するスマートな姿が見どころです。
彼女の冷酷さが引き起こすスリルと、次々に計略が成功していくカタルシスが、物語を一層楽しませてくれます。
『中の人』だからこその斬新な展開
レミリアとエミが一つの身体を共有する「中の人」設定が、この物語をより独特で奥深いものにしています。
転生者のエミと本来のレミリアが、同じ体の中で対照的な性格と視点を持つことで、よくある転生令嬢ものとは一線を画した新鮮なストーリーが展開されます。
復讐劇に留まらず、二人の異なる思惑が交錯することでドラマが生まれ、複雑に絡み合う心理描写が物語に深みを与えています。
この設定が作品の魅力を際立たせ、読者をさらに引き込む大きな要素となっているのです。
レビュー集まとめました
- エミとレミリアの関係が複雑で感動的
- レミリアの復讐劇が痛快
- コミカライズの美麗な作画が魅力的
- ピナの悪辣な表現が秀逸で感情移入しやすい
- 異世界の課金アイテムの使われ方が新鮮
- 原作とコミカライズの内容が補完されている
- 内面的な葛藤がリアルで深い
- 番外編でキャラの背景が描かれ理解が深まる
- ストーリーがテンポよく進む
- 復讐劇としての完成度が高い
- 一部グロテスクな描写が過激
- 中盤まで進行がゆっくりと感じる
- 登場キャラクターが複雑で把握が難しい
- エミとレミリアの区別が混同しがち
- リィナの扱いが過酷で重たい内容
- 復讐描写に倫理的な問題を感じる人も
- コミカライズで端折られているエピソードがある
- 初見には設定がやや複雑に映る
- 転生モノとして異質で好みが分かれる可能性
- 一部キャラの行動に共感しづらい部分もある
【感想】悪役令嬢による最恐の“ざまぁ”結末
この「悪役令嬢の中の人」、ほんと刺さる!
乙女ゲームに転生って聞くと、「ハッピーエンドの乙女ゲー展開でしょ?」と思うじゃない?これは速攻で裏切られたよね。
主人公のエミは転生先で悪役令嬢。これはいいよ、悪役側ね、よしよし。
しかし、肝心の乙女ゲームのヒロイン(ピナ)がこれまたヤバい!
ドス黒い魂(こっちも転生者)入りの性格で、エミへの執拗ないじめを繰り広げるんだよ。執拗ないじめに主人公が完全ノックアウト。
この乙女ゲーのヒロイン(ピナ)さぁ、、あいつヤバくない?「星の乙女」(プッ←失礼)とかいう自称設定抱えながら、廃課金アイテム使って、自己陶酔で「主人公は私!」みたいな態度。どの星からの乙女なんだよ、まったく。
真の悪役令嬢レミリア覚醒!
この物語のカギは、エミの中に眠るもう一つの人格「レミリア(主人格)」の覚醒!エミがピュアで正義感たっぷりなのに対して、レミリアは冷徹さ全開。いわゆる「復讐の美学」ってやつを持ってて、ピナがエミを追い詰めるほど、レミリアの怒りゲージもグングン上がっていくのね。
そして、ついにレミリア様が限界突破したときのレミリア様の無双っぷりが半端ない!!エミを傷つけた奴らに次々と鉄槌を下すその姿、まさに悪役令嬢の鏡。ピナもその取り巻きも一切容赦なしで追い詰めていく様は、思わずガッツポーズ出ちゃうレベルのカタルシスだわ。
エミへの執着がヤバい!
そして何がいいって、このエミへの執着よ。エミのためならどんな手段でも使うし、ピナやその取り巻き全員に容赦ないんだよ。「エミを泣かせたらどうなるか見せてやる」って冷酷さが、遠隔でじわじわ効いていくのが最高にスカッとする。レミリアの「絶対にエミを幸せにする」っていう覚悟、ちょっとヤンデレ入ってるのもエモい。
ピナへの因果応報がヒドい!
でもね、この作品の最大の見どころは、ピナの末路よ。あの徹底した「ざまぁ」演出、全悪役令嬢ファン歓喜案件。ピナへの因果応報が炸裂して、R15でギリギリ攻めてる感がまた絶妙なスリル。レミリアたん、あまりに完璧すぎてカロリー消費したよ…。
そんなわけで、乙女ゲーとか悪役令嬢モノ好きな人にはぜひ一度は読んでほしい。まぁ、ピナの結末が容赦なさすぎてドン引きするかもしれないけど、ここまで悪役を突き詰めたストーリーってなかなかないから、逆に新鮮よ?
「悪役令嬢の中の人」はどこで読める?
『悪役令嬢の中の人』は、pixivコミックの『comic LAKE』で日本語版が連載中です。
pixivコミックでは、最新話の一部を無料で読むことができるため、連載中のエピソードに気軽にアクセス可能です。
ただし、無料公開されているエピソードも、コミックス化に伴って公開終了になることが多いため、気になる話があれば早めにチェックしておくとよいですね!
pixivコミックのアプリを利用すると、新話更新時に通知を受け取ることもでき、読み逃しの防止にも役立ちますよ~
どこで読める?無料おすすめアプリ
Amazon Kindle Unlimitedでも、本作の1話が無料で読める場合があります。
すでに会員の方や、Kindle Unlimitedの無料体験を利用中の方には、こちらもぜひ活用してみるのもいいですね!!
「悪役令嬢の中の人」総括
「悪役令嬢の中の人」は、異世界転生・復讐劇というテーマに新たな風を吹き込んだ話題作です。
悪役令嬢であるレミリアが、愛したエミのために計略を巡らせ、ピナへの壮絶な報復を遂げる痛快な物語です。
ファンタジー要素と心理描写の深さが楽しめ、悪役令嬢モノに新たな一面を見せてくれる作品となっています!
- 「悪役令嬢の中の人」は悪役令嬢レミリアと転生者エミの二重人格で展開される復讐ファンタジー。
- 現代から異世界に転生したエミが悪役令嬢の体に憑依する設定。
- エミは善良な性格でレミリアを救おうとするが、ヒロイン「ピナ」に陥れられる。
- エミを絶望に追い込んだピナへの復讐として、レミリアが覚醒し怒りの制裁を開始。
- レミリアはピナやその取り巻きに冷酷かつ徹底した報復を繰り広げる。
- 原作小説は「小説家になろう」で完結済み、コミカライズは4巻まで発売中。
- まきぶろ先生が原作執筆、白梅ナズナ先生がコミカライズの作画を担当。
- コミカライズ版はpixivコミックの『comic LAKE』で連載され、無料で一部話数が読める。
- レミリアが悪役令嬢としての立場を最大限に利用し、復讐を実行する描写が痛快。
- ピナは自己中心的で悪意のある性格で、エミをはじめ多くの人々を欺くキャラクター。
- 読者はピナの徹底した「ざまぁ」展開にスカッとする。
- 「悪をもって悪を制す」レミリアの冷徹な復讐が見どころ。
- 異世界の課金アイテムや現代の知識を駆使した復讐計画が新鮮。
- ダークファンタジーであるためグロテスクな描写もあり、一部に過激と感じるシーンも。
- 最終的にレミリアがエミを守り抜き、絶対的な立場を築くハッピーエンドを迎える。