韓国神話をベースにした異色のファンタジーアクション『ケモノと私』
普通の女子高生が獣たちと共に悪霊と戦う退魔バトルが繰り広げられます!
ユーモアと迫力が詰まったこの物語、獣たちは果たして人間になれるのか?
ケモノと女子高生の退魔アクションだよー!
- 神話や伝説が好きな人
- ケモナーな人!
- 日常×異世界が好きな人!
- エクソシズムが好き!
「ケモノと私」の概要
- 韓国原題: 오! 단군
- 日本タイトル: 「ケモノと私」
- 英語タイトル:
連載掲載 | LINEマンガ/webtoon |
作者 | ストーリー:イ・ギョンタク、作画:ノ・ミヨン |
ジャンル/キーワード | アクション、ファンタジー、神話、退魔、コメディ、お化け |
見れるアプリ | LINEマンガ、ebookjapan |
「ケモノと私」とは
『ケモノと私』は、韓国神話をベースにしたファンタジー・アクションのウェブトゥーンです。
物語は、古代の伝説に基づいた獣たちと、普通の女子高生が繰り広げるスリリングなバトルを中心に展開されます。
作品では、動物たちが人間の姿を借りて生きているという独特な設定と、彼らが悪霊と戦う退魔アクションが見どころです。
発売日は?何巻まである?
『ケモノと私』は、2024年1月13日からNAVERウェブトゥーンで連載がスタートしました。現在も毎週日曜日に新しいエピソードが更新されています。
日本では、LINEマンガやEBOOKで日本語版を読むことができ、韓国版よりも少し遅れて翻訳が進行中です。
作者・イ・ギョンタクさん
作家イ・ギョンタクさんは、韓国ウェブトゥーン業界で幅広く評価されているストーリーテラーで、過去作『深海水』ではダークで重厚なストーリー展開が話題を呼びました。
『ケモノと私』では、彼の得意とするシリアスな物語に加えて、コミカルな要素や独特なキャラクター描写も取り入れられています。
作画を担当するノ・ミヨンさんは、彼の妻でもあり、繊細かつダイナミックなビジュアル表現で、獣たちやファンタジー世界を鮮やかに描き出しています。
「ケモノと私」のあらすじと主要なストーリー展開
『ケモノと私』は、檀君(タングン)神話に基づいた物語で、古代に人間になり損ねた獣たちが現代の人間社会に隠れて生きているという設定から始まります。
主人公のイ・ナレは普通の女子高生ですが、ある日偶然、獣たちの存在を知り、彼らの秘密に巻き込まれてしまいます。
ナレには、獣たちの人間の姿を解除する能力があり、この特別な力を巡って、獣たちと共に悪霊との戦いに挑むことになります。
物語は、獣たちが人間に戻る道を模索しつつ、悪霊を退治していくというスリリングな展開です。
シリアスな戦闘シーンと、獣たちの個性的なキャラクターによるコミカルな場面が絶妙なバランスで組み合わさっており、飽きることなく物語が進みます。
退魔系好きだから期待大!ノリもジャンプっぽいし!
鬼滅や呪術廻戦っぽい感じ?
どちらかというと『見える子ちゃん』かな?
檀君神話とは?
檀君神話は、朝鮮半島における最も古い伝説の一つで、朝鮮民族の起源を説明するものです。
- 桓雄(ファヌン)という天の神の子が、地上に降り立ち、人々を導くことを決意。
- 桓雄が地上に降り立つと、そこに一匹の熊と虎がいて、人間になりたいと桓雄に願い出る。
- 桓雄は、熊と虎に、洞窟にこもって100日間、ヨモギとニンニクだけを食べて過ごせば、人間になれると告げる。
- 虎は途中で試練に耐えられず、洞窟を出てしまうが、熊は耐え抜き、人間の女性「ウェンニョ(熊女)」へと変わりる。
- この熊女と桓雄の間に檀君(タングン)という人物が生まれ、彼が後に朝鮮の初代王になったという伝説。
作品との関連
『ケモノと私』のストーリーに出てくる「人間になれなかった獣たち」という設定は、この檀君神話からインスパイアされています。
神話では、熊が人間になることに成功しますが、虎は失敗しています。
この「人間になりたいが失敗した獣たち」というコンセプトが、作中の獣たちの運命やキャラクター設定の背景になっているようです。
作品が檀君神話の要素を取り入れつつも、独自の物語としてアレンジしている点が大きな魅力ですね!
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「ケモノと私」を無料で読めるプラットフォーム
日本語版はLINEマンガ、EBOOKで
『ケモノと私』の日本語版は、LINEマンガとEBOOKで読むことができます。
LINEマンガでは、初めの数話を無料で試し読みでき、その後は1日1話ずつ時間制で無料で楽しめる仕組みです。課金せずにストーリーを少しずつ進めたい人には最適なプラットフォームです。
また、EBOOKでは電子書籍として全話購入することが可能で、一気にストーリーを読みたい方におすすめです。
特に、LINEマンガでは定期的にキャンペーンが開催され、無料でコインを獲得して読むこともできますので、上手く活用すればお得に楽しめます。
【原作】韓国語版を無料で読むには?
韓国語オリジナル版『ケモノと私』は、NAVER WEBTOONで連載されています。
毎週日曜日に新しいエピソードが更新されており、無料で読むことができます。
NAVER WEBTOONは、韓国の大手ポータルサイトNAVERが提供する電子書籍プラットフォームで、多くの韓国漫画や小説が掲載されています。
40話まで公開されているので、先読みしたい方、韓国語が読める方にはこちらの選択肢もおすすめです。
初めて利用する方は、NAVERアカウントを作成し、シリーズのページにアクセスすることで簡単に読み始めることができます。
韓国語が分からない方も、翻訳アプリやツールを使えば大まかな内容を理解しながら楽しむことが可能です。
海外漫画の翻訳方法
海外漫画を翻訳して読む方法はこちらでご紹介しています
「ケモノと私」のキャラクターと感想レビュー
登場人物紹介
イ・ナレ
主人公である17歳の女子高生。幼少時、九尾狐に襲われたことがあり、祖母の助けで命を救われるも、17歳の誕生日に命を落とすという狐の呪いを背負っています。
檀君の試練から逃れた動物たちが人間の姿に変身していることを知り、彼らと共に悪鬼との戦いに巻き込まれていきます。
動物たちが人間に変身している状態を解除する特殊な力があります。
ナム・ケンウ
イ・ナレのクラスメートであり、物語のもう一人の主人公。
彼は初め人間として登場しますが、実は動物の血を引く存在であることが徐々に明らかになります。ナレを助ける立場にありながらも、自分自身の正体と向き合うことになります。
イ・ハンド
ナム・ケンウの兄として振る舞う18歳の青年。外見は完璧な美男子で、学校でも人気者ですが、実は動物の子孫であり、その正体は豚です。
普段は優雅な振る舞いを見せていますが、実際は食欲旺盛で軽薄な一面も持っています。
キム・オラン
ケンウの母親のような存在ですが、実際は巨大な虎の姿を持つ動物。
彼女もまた、動物の人間化を解除する力を持ち、物語の中で重要な役割を果たします。
落ち着いた中年女性として描かれているものの、その真の力と威厳には目を見張るものがあります。
コ・ギハン
ケンウたちと共に暮らす会社員風の青年。見た目はスマートで優しいが、実は鶏の子孫であり、白い羽根を隠している。
彼のキャラクターは、シリアスな場面でもコミカルな要素を加える存在として描かれ、物語の緊張感を和らげます。
ユリ
キム・オランと同じく虎の子孫で、幼い虎の姿を持つ可愛らしいキャラクターです。彼女の存在は物語の中で癒しとなり、コミカルなシーンを引き立てます。
虎の子がメチャクチャ可愛い
いや虎のお母さん美人すぎでしょ!
作品の見どころを深掘り
韓国神話に基づく独特の世界観
『ケモノと私』の基盤となるのは、韓国の檀君神話に基づいた独特な世界観です。
古代の試練を耐えきれず人間になれなかった獣たちが、現代の人間社会に隠れながら暮らしているという設定は、新鮮で魅力的です。
獣たちはただ力強い存在として描かれるのではなく、「人間になりたい」という切実な願いを持っています。
このテーマが、彼らのアイデンティティーや成長に関わる深いストーリーラインを形成し、単なるバトルファンタジー以上の奥行きを与えています。
コメディ要素で軽快さをプラス
『ケモノと私』のもう一つの大きな魅力は、シリアスなバトルと並行して織り交ぜられるコミカルなシーンです。
獣たちとナレのドタバタ劇や、日常生活でのユーモラスな瞬間が作品に軽快さをもたらしています。獣たちが見せる人間らしくない行動やナレとの掛け合いが、重いテーマに沈みすぎず、楽しんで読めます。
この絶妙なバランスが、シリアスな中にも笑える瞬間を作り出し、作品のテンポがよく軽やかに読めます。
スリリングな悪霊とのバトル
アクション好きにはたまらない、悪霊との戦いも見逃せません。バトルシーンは迫力満点で、獣たちのパワーとスピードが活かされた動きがダイナミックに描かれています。
また、ただの力自慢ではなく、戦いの中での心理戦や、キャラクターたちの個々の能力がどう発揮されるかも楽しめる要素です。特にナレが持つ「変身を解除する能力」が重要な鍵となり、彼女が戦いにどう関わるかがストーリーの進行に緊張感を与えます。
キャラクター同士の絆と成長
ナレと獣たちは、表面的には異なる存在ですが、共通の目的を持つことで深い絆を築いていきます。
獣たちが抱える過去や、人間になるための願いが、物語に感情的な深みを与えています。これにより、バトルだけでなく、温かいヒューマンドラマとしての側面も強調されています。
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読者レビューまとめました
良い点
- 魅力的なキャラクターたちが織り成す独自の世界観。
- 韓国神話を基にした斬新なストーリー展開。
- コメディとシリアスなアクションの絶妙なバランス。
- 作画が美麗で、動きのあるシーンが特に映える。
- 感情移入しやすい。
- 動物がユニークで、キャラクターごとの個性が際立つ。
- 韓国の文化や神話の要素が興味深く、新鮮に感じられる。
- ストーリー展開がテンポ良く進み、次の展開が気になる。
シリアスな戦いの中に織り交ぜられるコミカルな要素、そして美麗な作画によってキャラクターたちの魅力が最大限に引き出されている点があげられます。
特に、動物たちが人間の姿を借りて生活しているという設定は斬新で、物語にユーモアを加えています。
気になる点
- 韓国神話の知識がないと、設定がやや難解に感じる部分がある。
- 一部のシーンで、コメディとシリアスの切り替えが急すぎる。
- ナレの能力が強すぎて、バランスが崩れることもある。
- シリアスなストーリー展開にもっと深みが欲しいとの意見も。
- キャラクターの成長がもう少しゆっくりでも良いと感じる場面がある。
- 背景設定の説明が少なく、物語に入り込みにくい部分がある。
気になるレビューとしては、韓国神話を背景にしているため、読者によっては設定が難解に感じられることがあるようですね。
シリアスとコメディの切り替えが急な箇所も見受けられるという意見も。
しかし、全体としてはテンポの良い展開と独特のユーモアで、読者を引き込む作品となっています。
『ケモノと私』総括
『ケモノと私』は、韓国神話をベースにしたアクションとファンタジーが融合したウェブトゥーンで、独自の世界観と個性的なキャラクターが魅力的な作品です。
檀君神話という韓国の伝統的な神話を土台にしながら、現代の高校生であるナレが、動物の血を引くキャラクターたちと共に繰り広げる冒険とバトルが中心となります。
- 『ケモノと私』は韓国神話を基にしたアクションファンタジー作品
- 作家はイ・ギョンタク(ストーリー)とノ・ミヨン(作画)の夫婦コンビ
- 主人公イ・ナレは17歳の女子高生で、狐の呪いを抱えている
- 檀君神話に基づき、人間になれなかった獣たちが登場
- ナレは獣たちの人間の姿を解除する能力を持っている
- ナム・ケンウは獣の血を引く、物語のもう一人の主人公
- 作画は美麗で、アクションシーンが特に高評価
- コメディ要素とシリアスなストーリーがバランス良く融合
- 悪霊との戦いが物語の重要な部分を占めている
- キャラクターの個性が強く、感情移入しやすい
- 韓国のNAVER WEBTOONでオリジナル版が連載中
- 日本語版はLINEマンガやEBOOKで読むことができる
- コミカルなシーンが物語にユーモアを加えている
- 韓国の文化や神話が設定の背景に深く関わっている
- 一部、韓国神話の理解が難しい点もあるが、全体的に魅力的な作品