【部長K】新章突入!ミンジの恋と最恐パパ覚醒(71-75話)

現在LINEマンガで連載中の『部長K』は、
同じく人気の『外見至上主義』や『喧嘩独学』と世界観を共有している関連作品です。
すでにこれらの作品を読んでいる方なら、思わず「このキャラ見たことある!」となる場面も多く、
シリーズ作品ならではのクロスオーバー感も楽しめます。
これまで当サイトではキャラクター名を他作品とおなじ日本語表記でご紹介してきましたが、
今後は韓国語の原名でのあらすじや感想を中心にお届けしていきます。
- キム部長 ⇒ 木村部長
- ソン・ハンス⇒ 新庄修
- パク・ジンチョル⇒ 筒井太一朗
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【北朝鮮編】あらすじ

静寂の前の団らん
ダヨン救出の件で独断行動を取ったキム部長は、所長イ・ドギュから「謹慎処分」を受け、しばらく現場から離れることに。
久々に家に戻ったキムは、思わぬ“平穏”な時間を過ごすことになる。
娘のミンジは現在、ソン・ハンスの家に下宿中。
ミンジはキムが休暇もらえたので大喜びで、お手伝いに張り切る。
ハンスはそんなミンジの姿に、ふと涙を浮かべる。
(娘って、いいもんだなぁ……)
と、息子と比較して感傷的に(※息子は喧嘩独学の玲央である)
ハンス・キム・ミンジの三人で、のんびりとした団らんのひととき。
かつての戦場のような日々が嘘のような、静かな時間だった。
ミンジが突然「出かけてくる」と告げる

学校の映画同好会に入ったらしく、今日は“先輩”と一緒に映画を観に行くのだという。
(ちなみにミンジは以前の学校でのいじめ事件を経て、現在は転校済み。事件の際にはキムが相手の親を物理的に“ぶっ潰した”)
新しい学校では順調に過ごしているようで、キムもホッと一安心……したのも束の間。
「先輩って……?」
「男の先輩だけど、すっごく優しいの!」
一瞬、空気が止まる。
キム、無言で固まる。
ハンスも表情が険しい。
そして、その“先輩”ジョン・テヤンが玄関に現れる。
絵にかいたような爽やかなイケメンが「こんにちは~」と笑顔で挨拶。
ハンスは見逃さなかった。キム部長から滲み出るオーラ。
そしてテヤン、何気なく言ってしまった
「初めまして、お父さん」
…………。
キム部長、無言で笑顔(それが一番怖い)
なだめるハンス
「落ち着いて。まだ子どもだし、深い意味ないって」

出た~~~~!!“お父さん”
恋愛死亡フラグNo.1ワード!

なんでそんな元気に言った?煽りすぎやろ

笑顔とは、殺意をコーティングするための仮面である。
『テヤンの死』
映画に出かけたミンジを見送ったあと、キム部長は自室で膝を抱えて沈んでいた。
「“お父さん”って呼ばれた……許せない……殺すべきだよな……
子供だけで映画……おかしいだろ………?」
うじうじする部長に、ハンスは現代人らしく軽く流す。
「いや、今は普通だって。 ただの部活つながりでしょ?」
ところがその空気をぶち壊す、一本の通話が。
パク・ジンチョル(娘溺愛系狂犬)参戦!
「“お父さん”だ? 殺せ!!!!」
猛烈にブチギレるジンチョル。
怒号が飛び、空気は一気に戦場モードに。
「お前(ハンス)は娘がいないからそんな呑気なことが言えるんだよ!!!」
ハンスはため息まじりに受話器を遠ざけつつキムを諭す。
「親でも、子供の将来まで決めることはできない。あの子はもう“自分で選択する年頃”なんだ。経験させるべきだよ。」
📞「そんな悪魔のささやきを信じるなああああ!!」
ハンスが必死に現代的な教育論を語ってなだめるが、“娘の父親にしかわからない苦悩”を押しつけられ、ハンスはハブられる。
■父親たちの本能、爆発
「いいか!? 娘を持つ父親は、常に気を張ってなきゃならない!!」
「周りは全部“下心”のある男だ!!」
「相手を調べろ!! どう出会った!? 未来は考えてるか!? 家系は!?経済力は!?堅実性は!?」
ジンチョルのヒートアップは止まらず、ついにキムは尾行を決意

いいなぁ……こういう時代錯誤の重たい父性、好きだぁ……

最強のスパイが部屋の隅で体育座りってシュールすぎた
デートコース偵察任務(父、散る)

■恋に揺れるミンジ、背後に“最恐の父”
暗闇の映画館。
ミンジの心は完全に“映画どころじゃなかった”。
隣には、憧れの先輩ジョン・テヤン。
手が触れそうな距離、横顔、イケメンすぎる
(…やば、ドキドキが止まらない…)
実はミンジがテヤンに惹かれたきっかけは、同好会で語った“映画論”。
彼とは同じ時期に転校してきたということもあり、自然と距離が近づいていた。
が、そんな甘酸っぱい様子を、映画館の後方席から睨みつける男がいた。
──キム部長である。
歯ぎしり、殺気、顔が怖い。

きた〜〜〜映画館の後方席から“殺意だけで存在を知らせる父”大好物〜〜〜!!

背後からの殺気で冷房いらず。夏におすすめ
■デートコースへ突入、そして…告白?
映画終了後、テヤンとミンジは自然に流れるようにカフェへ、
そしてゲーセン──完全にデートである。
夜も更けた帰り道。
すっかり雰囲気はいい感じだ。
そんな中、テヤンが言う。
「……実は、言いたいことがあるんだけど」
ドキッとするミンジ。
(まさか…ここでいきなり!?)
期待を込めて目を閉じた、その瞬間――
「……あれ、お父さんだよね?」
まさかの言葉。ミンジ、凍りつく。
街灯の下。
無言でこちらを見つめるキム部長の姿が、そこにあった。
「パパァ!?ついてきてたの!?!?」
動揺のあまり泣きながら先輩に謝るミンジ。
だがテヤンは、笑って言う。
「改めまして、ミンジの先輩です、お父さん」
……また出た。“お父さん”呼び。

2回も言うなよ!?バカなの?!
■沈黙の父、静かに覚悟を決める
キムから静かに波立つオーラ。
「……さっきから、お父さんお父さんって……」
「やめてパパぁ!!」と泣きそうなミンジ。
「次から気をつけます」とテヤンぺこり。
そのやり取りをじっと見守るキムの脳裏には、幼かった頃のミンジの姿が浮かんでいた。
(…もう、こんなに大人になったんだな)
(あの子は、もう“守るべき存在”から“見守る存在”に変わっていく)
深く息をつき、キムは言った。
「……行こう。送るから。」

“送る”じゃなくて“処理”って意味にも聞こえるから怖い

娘とは、男に試される父の魂のミッションである。
静かなる“面談”(父、忍ぶ)
ミンジを家まで送り届けた後、なぜか車に残されたのはテヤン一人。
社内に響くのは、ただ重苦しい沈黙だけだった。
やがてキム部長が静かに口を開く。
「よく聞け」
「……成人するまでに、ミンジに手を出すな。
手を出したら、命はないと思え」
「楽には殺さない。粉々にして犬のエサにする。すり身にして魚に撒く」
“父”による冷徹すぎる脅し文句に、車内の空気は氷点下に。
真面目に淡々と恐怖を語るキム、、、あっけにとられるテヤン
急に、ぷっと噴き出す(!?)
――笑った?
「すみません、ちょっと面白くて。
本当に、娘のこととなると必死なんですね」
その瞬間
前方からトラックが突っ込む!
キムは反射的にハンドルを切る
「まさか……お前……」
テヤンの声が重く響く。
「俺たちまで呼んだってことは、かなり恨まれてますよ」
その言葉を終える間もなく、
もう一台のトラックが横から突っ込んでくる!

“面白くて笑っちゃいました”って、面談史上最悪の返答!!

キム部長の殺気で冷凍されないメンタル鋼製よな
テヤンの正体、そして拉致
突然トラックが突っ込んできて、キムとテヤンは吹っ飛ばされる!
倒れている二人の前に現れたのは──黒ずくめの怪しい集団。
そして彼ら、テヤンのことを「J」と呼び、「勝手な行動をした」と叱責。
J(=テヤン)は、任務としてミンジに近づいていたことが判明する。
黒服たちはキムに注射を打ち、そのまま連行されてしまう

テヤンお前スパイかよおおおお

好きになった相手がスパイとか切ないラブコメの頂点!
ハンスの家に黒服たちが襲来!
ミンジは先にハンスの家へ戻り、キム部長の帰りを待っていた。
「すぐ戻るから心配いらないって言ってたのに…」と、ちょっと不安げ
そのとき、チャイムが鳴る。
やって来たのは、「宅配」を装った黒服の工作員たち。
ハンスはすぐに異変を察知。
とっさにミンジを奥の部屋へ避難させるが、敵はドアを強行突破し侵入。
「ここはただの家庭だ」と静かに迎えるハンスだが、敵はハンスの正体、元・ITFテコンドー使い、本物の武闘派おじさんだと把握済み。
すぐさま電撃棒で攻撃を仕掛け、ハンスは感電して倒れる。
(※フラグですよね分かります)
「自慢の足技も狭所では使えない」と嘲笑しながら、ミンジを捕らえようとする黒服たち。
しかし彼らの前には、想定外の“トイレのシェルター”が待ち構えていた。
ミンジ“トイレ立てこもり避難”!
「トイレの中にバンカーが…あるんです!!」
何とミンジはトイレ奥のシェルターに逃げ込んでいた。
「ここ、爆発にも耐えられるっておじさんが言ってた!」
→ 黒服たち:「トイレが……要塞!?」
完全に想定外のバンカー仕様のトイレに面食らう工作員たち。
さすがハンス、元軍人並みの備え。
ただのテコンドーおじさんじゃなかった。

ただの家庭がトイレにバンカー仕込まないから!!(好き!

この人、車にも盗聴・GPS・顔認証・モニター監視システム搭載済みやったな…

排泄とは、最も無防備な時間。
だからこそ、最も安全であるべき。
…トイレにバンカー、理にかなってる
ジンチョル、ワンパンで秒殺

一方で、別部隊の黒服工作隊がジンチョルのもとにも現れるが、彼は圧倒的な力で解決。
「命ではなく“人生”を賭けて来い」とまさに一騎当千の猛者ぶりを発揮。
黒服側は彼に近づかず、盗聴だけを命じられていたが、それすら間に合わず。
「くそっ、J!!あのバカが焦ったせいで、全部台無しだ!」
→ テヤンの独断(=先輩ムーブ)で、作戦は崩壊寸前。指令系統にも焦りが広がっていた。
⚡ハンス、感電からの“中の人”復活
倒れたはずのハンスが、起き上がっていた。
「ふぅ……久しぶりに電撃くらったら、頭ビリビリするなぁ
……おじさん、昔の性格が出ちゃいそうだよ」
↑ただの回復報告に見せかけて、
人格パッチの崩壊宣言である。
🧠 人格パッチ 83%(17%ダウン↓)
そう、つまり「穏やかな道場館長」から
“戦闘用ハンス”に切り替わる瞬間が来てしまった。
人格崩壊で無双モード突入
再起動したハンスは、まるで別人のような殺気をまとい、
黒服たちを次々に制圧していく。
狭い室内での戦闘、電撃棒、数の暴力──
そのすべてを、“性格が悪くなったハンス”がねじ伏せる。
「殺してやる!!」と叫ぶ敵を軽く受け流し、
「首を折ろうか?目玉をくりぬいたら、話す気になるかな?」
と、セリフでも圧をかけてくるあたり、人格パッチ崩壊中の余裕。

「お茶飲む?コーヒーにする?」のノリで、
「首折る?目玉抜く?」という笑顔の狂気

こっっっっわ。しかもやる気満々じゃなくて、
選択肢として普通に提示してくるテンション。
火に包まれる家、ミンジ脱出

外の黒服工作員たちが全滅の報告を受け、ハンスの家ごと爆破しようとする。
が、ハンスは間一髪、ミンジを抱えて窓から脱出。燃え盛る家を見て、呆然とするミンジ。
「中に誰もいなかったのが幸いだなぁ」とぼやくハンス
(※お前が一番ヤバい、のツッコミ不可避)
ミンジの証言、そして“あの先輩”の謎
避難後、ハンスはふとミンジに尋ねる。
「あの先輩、転校してきたこと以外に気になる点はなかったかい?」
ミンジは少し考えて、
「お父さんのせいで転校してきたって言ってました」と答える。
「ああ、やはりそうか」
ミンジの心配と、キムの“裏の顔”
ミンジの心配が限界に達していた。
ハンスのもとにジンチョルから電話が入る。
ジンチョル:「ミンジは無事か?」
ハンス:「ああ、一緒に逃げてきたよ」
だが相手は、プロの工作員集団。
捕まった者は皆、自害してまで情報を守る。
つまり――部長の安否は完全に不明。
焦るミンジは、とうとう感情を爆発させる。
「パパがどこにいるか誰も知らないの!?
連絡もつかないなんて…絶対おかしいよ!!」
そんなミンジに、ハンスは静かに言う。
「ミンジ、君のパパがどう見えてるかは分からないけど、この業界じゃ有名なんだよ」
「な、何が有名なんですか?」
「ねじの外れた、”はぐれもの”として」

はぐれもの?経験値多いやつ??

“恋する娘”に対しては弱点属性発動してて、
“混乱状態”で体育座りするの最高に愛らしいけどな
地下で目覚めるキム部長

キム部長は銃で撃たれ、手足を縛られた状態で地下通路に拘束されていた。
湿った空気と周囲の音から、敵が7人ほどいると察知。
冷静に状況を分析し、脱出のタイミングを計る。
反撃、始まる!部長、沈黙の制圧劇
一方、敵工作員たちは「J」ことテヤンの行動を巡って口論していた。
作戦を逸脱した彼を責める者、擁護する者が入り混じる中、ある工作員がテヤンに暴力を示唆。
しかし、テヤンは冷ややかに皮肉を返す。
その隙を突き、キム部長は拘束を解き、次々と敵を制圧。
最後に残ったテヤンに銃を向け、問い詰める。
「誰に送られた?個人か?組織か? 二度は聞かない」

あの状態から7人潰してテヤンに銃向けてるって、
この人やっぱり戦闘民族よね

部長は常に“対話”を許すが、それは1回のみ。かっけぇ
地獄から戻った男、ペク・ダニョル
地下通路で敵を制圧し、テヤンを追いつめていたキム部長。
その緊迫した空気を破るように、足音が響き渡る。
現れたのは
かつて倒したはずの宿敵、ペク・ダニョル。
元「たんぽぽ」、現51課工作組織の一員、
コードネームは「オオカミ」
その姿を見たキム部長は、驚愕と恐怖で凍り付く。
ダニョルは冷笑を浮かべながら言う。
「まずは一発…入れさせてもらうぞ」
銃声が響き渡る。

あのキム部長が固まったの、
“ダニョルだけは別格”って察して鳥肌やったわ
北朝鮮からの脅威
一方、ジンチョルはハンスに電話で報告する。
逆探知の結果、敵の拠点が北朝鮮方面であることが判明。
これは長い間準備された復讐であり、特任局の事件(シーズン1)が大きな影響を与えた可能性があるという。
「こんなことをやらかす奴は一人しか思い浮かばない」
北朝鮮の専門家、カン・グクチョル
ハンスはミンジを安心させるため、北朝鮮の専門家に連絡を取ることを決意。
その人物は国家特別任務局の「次官」、コードネーム「ケラ」ことカン・グクチョル。
彼は北朝鮮相手にすることを専門とする人物であり、今回の事態を打開する鍵となる。

カン・グクチョルって誰?

シーズン1でハンスに4回転蹴りくらって川ポチャした人!

蹴り落としといて連絡先交換してたってことか…仲良しやな?
感想:『娘のデートを尾行してたら拉致られました』
今回の【北朝鮮編】、一言でまとめると「親バカvs国家陰謀」である。
もっと言えば、「父性という業の深さが、国家の陰謀と殴り合う話」だ。
なんだそのジャンル。Amazonプライムでも見かけない。
最初はほっこり系だったんだよ?
久しぶりの休暇をもらったキム部長が、娘ミンジとしばしの団らん。
心温まる家庭の風景。
よかったね、心がぬくぬくしてきたよ…
って思ったら、5分後には「先輩が迎えに来た」でキムの目から光線出そうになってる。
「キム部長、父親モードオンの瞬間」

じつは今回、全編通しても最高のギャグ回
100回読んでも「キム部長、父親モードオンの瞬間」がダントツで金メダル。
国家の命運を背負ってたはずの男が、イケメン高校生の“お父さんこんにちは”の一言でフリーズ笑顔の姿、
そしてあの、映画館の一番後ろから娘と先輩をガン見するシーンね。
完全にホラー映画の序盤だよ!?
普通の父親なら「初恋か〜」しみじみってなるところ、
「……殺すか」で真顔なんよ。
“微笑みながら無言”って、拷問シーンで一番怖いやつでしょ!?
しかも極めつけは、
「成人するまでに、手を出したら、ミンチにして犬に食わせる」
スコープ越しに言ってるのかと思ったら、密室車の中だったわ。
これ見て思うのはね
キム部長、銃より「父性のほうが破壊力ある」
たぶん本当に国家がヤバくなったときは、ミンジの写真1枚渡しとけば、敵国の司令部まるごと爆破できるよ。
真打ち:人類の父性、ジンチョル爆誕
キム部長の“暴走父性”がまだ人間だったと錯覚させてくれるのが、ジンチョルである。
「“お父さん”だ? 殺せ!!!!」
↑この一言で全てを持っていった。もはや彼は父親界のスタローン。
「すり身にして魚に撒く」
この名言(?)は、きっと今後『現代父親マニュアル』の序文になる。
“父親連合”の中の唯一の理性枠
そんな娘大好きお父さん連合の中で、
「まぁまぁ…落ち着いて」と空気に水を差す、唯一の良心枠
テコン道場の館長であり、かつての地獄人間に人格パッチを当てて社会復帰した実績を持つ男、ソン・ハンス。
ただし。
これはこれで、アレなもんだからどうしようもない(笑)
⚠️人格パッチ83%、旧バージョン起動
なんせこの男、かつてはITFテコンドーの人型兵器として名を馳せ、
今でも穏やかに人格パッチ83%でギリ人間してるけど、
ちょっと感電したら17%“昔のハンス”が「こんにちは」しちゃうのよ!!
しかもその17%、
他の父親たちがマシに見える程度には終末モード。
🔪三大父性スペック比較
- ジンチョル:バーサーカー。物理で全解決。
- ハンス:理性の皮をかぶった破壊神。落ち着いて見えて一番ヤバい
- キム部長:お父さんは心配性。組織から“認められた狂人”の称号を持つ。
キム部長が一番“言葉でなんとかしようとしてる”感あるんよ!!!
暴走はしてるけど、尾行とか威圧とか、ちゃんと手順踏んでるんだよ!!!
ジンチョルは会話すっ飛ばして殺そうとするし(「人生崩壊」の赤城in順平が娘の部屋にいたときとか
「娘の部屋に男いたら人生ごと抹消」が信条。
ハンスは笑顔でいきなり腹パンするし
(※「お父さん空手出来ないですよね」って藤井君にいわれたときとか ←「喧嘩独学」
せめて「できるよ」くらい言おう!?質問に対して腹で答えるスタイル、古の戦士か!?
実はキム部長が一番“文明”を持ってる
そう考えるとキム部長、
一応“交渉”という概念を知ってるだけ、まだ言葉でなんとかしようとしてる感あるんだよ!!!
よく見て!?ちゃんと事前に警告してるんだよ!
「成人するまで」ってデッドラインも提示してる!
条件付き!!冷静な交渉姿勢!!ほぼ国際条約!!
すり身にするって言ったけど愛情表現じゃん?

ジンチョルなんて、娘の彼氏に”俺より強くないと認めない”ってスペックがラスボスだからね

娘の恋愛相手が最終的に父親に挑まなきゃいけないやつな。

そんな男いたらもう国連に登録されてるよ。
ミンジの恋バナが、国家レベルのテロに発展

先輩ジョン・テヤンくん、第一印象は「清潔感のある映画オタク系男子」
なのにあの流れな…、
「ミンジとイチャコラ→お父さん焦る→尾行する→車で密談→突然トラックどーーん!」
って、恋愛ゲームの隠しルートで刺客が来るみたいな展開!!!
いやもう、テヤンさぁ!!
「お父さん、必死ですねw(ワロタ)」
って煽り属性高すぎ!!!
「ミンジ映画いこ♡」みたいなフリしながら、内心
(これでお父さんが釣れる)
って考えてたと思うと、あまりにも策士。
あの“ほほえましい告白妨害コント”も、ぜんぶこいつの手の内っていうね、
キム部長も娘のことなんで油断しすぎ!!まったく普段のアンテナ立ってない!!!(最高
つまり今回の教訓は
「思春期の娘より、父親の方がピュアでチョロい」
ってことですな。
なぜ我々は“こういう男同士の地獄”が好きなのか
で も な
ペク・ダニョル a.k.a “ウルフ”!!!
この回の真のMVP、いや真の“トラウマ製造機”はコイツだよね!!
あの登場シーン、痺れたわ。
なんつっても【たんぽぽ】とかいうほのぼの系ゆるふわ部活名からの、
コードネーム「オオカミ(WOLF)」っていうギャップよ!!!花畑から牙剥いてくんな?!
でさ、キム部長もよ。
あの男、基本的に「感情とか顔に出さずに物理で解決」する、
感情のオフ会に一人で来たような男だったのに、
ダニョルの声聞いた瞬間、即エラー落ちしてるんよな(震え
完全に“過去の業が蘇ってきた瞬間!!
そうなのよ、我々キムマネを理解する民としては
「あれで終わるわけない!!」って思ってたよね!?
あんな魅せ方でダニョル消えるわけないし、なんなら再登場ずっと待ってたし、
マジでありがとう公式、供給が過剰です!!(過呼吸スーハーしつつ
で、ダニョルの一言目が
「まずは一発入れさせてもらうぞ」
…プロポーズかよ(真顔)
いや物理的プロポーズ、物騒すぎるしやめろ。
でもそれくらいの濃度あったよな、あの一言。
あれはもう「撃つぞ」じゃないの、
「会いに来たよ(嬉しくて泣けた)」なんよ。
キムが“あのキム”なのに、ダニョルがゆっくり歩いてくるのを前に、ただ立ち尽くすしかなかったんだよ!?
(ゆっくり歩いてるはず、あいつは会えてうれしいからって小走りなんかしない)
「最強のスパイが、たった一人の男の記憶だけでフリーズする」
完全なトラウマで、動機息切れで頭に銃突きつけられるまで固まってんだから
もう心が待ってた再会だよね。(こじらせ)

てか撃たれた!!!どこ?!頭?!

まず一発だから頭はない、アイツはそんな勿体ないことしない

殺さず”絵が映える”箇所。しかも苦しみMAX…ダニョル悦
ところでこの物語、ラブコメですか?戦争映画ですか?それとも育児日記?
一見すると、ジャンル迷子の混沌ストーリー。でも、根っこはとてもシンプルで切実。
「娘が好きな人と一緒にいる。それだけで命をかけたくなる男がいる。」
父親という存在は、娘の初恋に対して合理性より本能で動く。
で、その本能が訓練された諜報技術と合体した結果、敵国に拉致されるというおそらく人類史初の事例が発生した。人間ってすごいね。
娘のために命を懸ける。
それをバカみたいに、でも真剣にやる男たちが、
めちゃくちゃカッコよくて、めちゃくちゃ不器用で、めちゃくちゃ愛おしい。
この物語、ラブコメであり、戦争映画であり、育児日記であり、
そして何より、人間の業が火花を散らす地獄である。
余談:ダニョルが全て持ってった件について
……とはいえ、今回の北朝鮮編、
全部ペク・ダニョルが持ってったのも事実。
足音で空気を変え、
一言でキムを沈黙させ、
笑いながら銃を構えるその姿
あれを「宿敵」と言わずして、何て言うのか
というわけで、『北朝鮮編』私はこれからダニョル語りつくす予定です。
愛とか憎しみとかトラウマとか銃声とか萌えとか、ぜんぶ詰めて、いきます(気合!