「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた！ネタバレ＆感想｜夢女子の天国と地獄

推しに会えるだけで幸せだった。
チェキ一枚に5,000円積んで、現場で声かけてもらえたら一日中ご機嫌。

「自分なんてただの一ファンだし」って、分かってた。
…のに、ある日突然、スマホに「来る？」ってDMが来た。

えっ、うそでしょ？
ついに私にも、“推しに抱かれる順番”が回ってきた――のか？

そんな夢女子の脳をバグらせる一夜を描いた、
『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』。

今回は、この作品のネタバレありのあらすじ・感想・見どころを、クズ男に惚れがちな地雷系腐オタの視点で、正直レビューします。

『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』概要

• サークル：THE猥談
• 漫画：Luria／シナリオ：保田飯飯
• 発売日：2024年7月19日
• ジャンル：推し活、地下アイドル、クズ男×地雷女子

推しに心も体も溶かされるーーそんな”夢と現実の狭間”を描いた、TL界の問題作にして話題作。
「夢が叶ったその先が、地獄か天国かは、本人次第」そんな言葉がよく似合う、甘くてほろ苦いファン心理の極致を突いた一冊。

あらすじ

「アイドルに本気になるなんて、バカだよね」って、言われるのは百も承知。
それでも今日も、ヒロイン・愛莉（リリ）は、気合を入れたメイクとフリフリの服で、推しの現場に金と情熱を注ぎ込む。

彼女の推しは、地下アイドルグループ“vividlove”のリーダー・シオくん。
顔面偏差値の暴力。甘い声。無敵の笑顔。そしてファンには塩対応。

…なのに、一部のファンの間では「DMくれば、会えるらしい」という都市伝説も。

「自分には関係ない。私はモブオタだから」
そう思っていた矢先。
リリのスマホに、シオくんからのDMが、たった一言
「来る？」

呼ばれたら、行くしかない。
だって、それが”推しに抱かれる順番が自分に回ってきた“ってことでしょ？

登場人物紹介

◼️リリ（愛莉）

地雷系ファッションに身を包み、メン地下のシオくんに全財産を注ぎ込むピュアな夢女子。
推しのためなら、時間も金も、ついでに尊厳も売る勢いの献身体質。

「自分はどうせその他大勢」と思いながらも、DMが来た瞬間に理性がアリーナ席から落下する可哀想かわいい女。
泣き顔が天才的

◼️シオ

メンズ地下アイドルグループ「vividlove」のリーダー。
顔は神、性格はカス。

ファンには塩対応で有名だが、実はDMで裏アカ発動→ワンナイトお持ち帰りを繰り返す“自称アイドル、実態ナンパ師”。

プレイはS寄り、言葉攻めからの即入。
ただし、ハグや甘い囁きで「特別感」も演出してくるため、オタクの脳をバグらせる天才。
本当に好きなのか？それとも全員営業？
最後まで読んでも正体不明のラスボス系クズイケメン。

みどころ

「推しから来たDM」で脳が焼ける

“推し活”してる人間なら絶対に知ってる、あの「画面越しの一言」で全身の血流が逆流する瞬間。
リリが「来る？」というたった一言のDMを受け取ってパニくるシーン、共感しかないやつ。
もうこの時点で、神のお告げ。
「その瞬間、人生が変わる」ってこういうことだよね（悪い意味で）

クズイケメン解像度の暴力

首絞め、言葉責め。
体の相性が良すぎて、倫理感が敗北するあの描写。

リリは「これ、順番なんだ」と分かってるのに、体は抗えない。
そして我々読者も抗えない。
「クズすぎて最高」って何？って聞かれたらこの作品出す。

ラストの「ハグ＝感情の回収装置」が地獄うまい

シオは最後に言う、「このあと空いてる？」って。
何度DMしても既読スルーだったのに、現場では甘い顔して覚えてるそぶりを見せてくる。

え、私って本当にただの“順番”だったの？ それとも“特別”？

明かされないからこそ刺さる、あの余白。
この「答えのない感じ」が、逆に一番リアルで、後味良すぎてゾッとする。

『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』はどこで読める？

『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』は、
DLsite限定配信中！
つまりこの“クズイケメン沼”、読めるのはDLsiteだけだよ。

DLsiteでお得に読む方法

今ならDLsiteでは、期間限定セール＋クーポンW適用で激安すぎる…！

※価格・キャンペーン情報は公式サイトで最新状況をご確認ください。

rico

セール中なら440円→140円で読めちゃう（実質ポテチ）

👉 『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』をDLsiteでチェックする
（※R18作品なので年齢確認あり。こっそり楽しむ準備してね）

🚫Hitomi raw ダメ、ゼッタイ

「raw」「hitomi」「zip」などで検索して読むのは、本当に危険。

• ウイルス感染・マルウェアのリスク
• 個人情報漏洩・詐欺被害の可能性
• 作者さんに1円も届かない（＝推しの新作が消える）
• 著作権法違反による法的リスク

“無料で読める”の裏側には、代償しかない。
合法ルートで安全に沼って、推しにも印税をちゃんと届けよう✨

公式配信サイト一覧（2025年10月現在）

🎯 今すぐ読むならこちらから！

まとめ：順番が来たその先で、まだ夢を見られるか？

『「推し」に抱かれる順番が、私のとこまで回ってきた』は、

「特別になりたい」
「推しにだけは見つけてほしい」
そんな痛くて切実な夢女子の願望を、飲み込んでくる作品だ。

優しさと興奮を与えてくれるけど、心のどこかをヒリつかせて、最後には「これって幸せだったのかな……？」と問いかけてくる。

結末は読者に委ねられる。
でも、どんな形でもいい。
「自分の推し活は、自分で肯定していこう」と思えるなら、それはもう、あなただけのハッピーエンドだ。

…たとえ、相手がクズでもな！！！

「クズ」とわかっていても、
「それでも好き」って思ってしまう、
人間のどうしようもない欲と幻想を描いた、大人向け“推し活ホラー”として読みたい一作。

関連記事おすすめ

現代の“愛と依存”を描いた物語が好きな方には、こちらもおすすめ！
推し活・執着・共依存など、痛みと快楽の境界を描いた作品をピックアップしました。

テーマ：依存・執着・恋の地獄

『#崇拝型病み系アイドル翠くん』
　→ 国民的アイドルが“神様”と呼ぶヒロインに狂信的執着。推し×被推しの歪んだ関係が近い。

『温室育ちの私、治安悪そうな男、その一部始終』
　→ 常識的な女性が“悪い男”に心も体も支配されていく。倫理と欲望の境界が曖昧になる快楽依存系。

『灰吹きの蛇』
　→ 幼なじみとの関係が愛から支配へと変わる。トラウマと共依存が絡む心理的に重厚な愛憎劇。

【#崇拝型病み系アイドル翠くん】ネタバレ感想｜神様は崇めるんじゃなく堕とすもんなんやで 「はるかちゃん、覚えてへんの？　俺とした、“約束”」 失業中の私が、道端で出会った男は国民的アイドルになった、元・内気な…

【温室育ちの私、治安最悪な男、その一部始終】“いい子”だった私がぶっ壊されるまで 「私、まともに生きすぎたかもしれない…」 そんなことを考え始めた時、人はだいたいヤバ男に手を出す。そして、ヤバ男はだいた…

【灰吹きの蛇】狂気と純愛が織りなす執着愛の極み！漫画レビュー 「愛してる」なんて言葉じゃ片付かない──そんな重い愛情をド直球で投げつけてくるのが、螺さんの『灰吹きの蛇』です。 執着系…

＼ポチッてもらえると嬉しいです／

rico

エンタメショップ店員。韓国Webtoonやアクション、王宮モノ、BL、同人など雑食です。毎日なにかしら読み、気になる構成やセリフをメモってます。作品を“掘る”のが好き。