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【嫁娶りまつり】感想レビュー|因習×溺愛が刺さる!山神様の嫁取りTL

mankore
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「これは取材です、誓って仕事です。ええ、本当に」
山奥の村に足を踏み入れた記者・花純(かすみ)ちゃん。
だがそこで彼女を待っていたのは、記事より運命が書き換わるほどの奇祭だった。

『嫁娶りまつり』は、50年に一度だけ開催されるという謎に満ちた祭を追いかけて、外の世界から秘境の村・神薙(かんなぎ)村へやってきた記者の花純が、
うっかりその祭の「ガチヒロイン」に選ばれてしまい、村長に一晩中愛され尽くすお話です。

こんな人にオススメ!!
  • 「選ばれたいけど、最終的には自分で選び返したい」人
  • 言葉じゃなく行動で示す系・大型男子に弱い
  • “因習×恋愛”の組み合わせが好きな人

※本記事には成人向けの内容が含まれております。

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『嫁娶りまつり』概要

昭和の香りを残した因習村、祭り、山、そして“選ばれし女”。
一歩間違えばホラー、でも今回は“溺愛一直線”という、逆方向のベクトルで暴走してくれるのが本作だ。

物語の舞台となるのは、文明からちょっとズレた場所にぽつんと存在する秘境・神薙村(かんなぎむら)
ここでは50年に一度、「山神様の嫁」を選ぶという独特すぎる祭りが開催される。

言葉を選ばずに言えば、これは“神の子孫を残す”ための通過儀礼。選ばれし女性は、山神様と名乗る存在と「盃」を交わし、契約が成立する。するとその夜には──まあ、村特有の“風習”があるわけです。

神話と現実が混在するような空気の中で、見知らぬ者が突然「嫁にされる」。
そんな物語が2020年代の今、女性向けTL作品として“新しいフェティッシュの地平”を拓いてしまったのが、本作の面白さでもありヤバさでもある。

和風、因習、儀式、夜、畳と布団、そして筋肉。
どれも現代社会ではただの趣味で終わってしまうかもしれないけど、この村ではそれがすべて“正史”として機能してる。
読者の「それ好き!」を暴力的にピンポイントで刺してくる、罪深い村である。

あらすじ

主人公は、24歳の駆け出し記者・島瀬花純(しませ かすみ)
彼女は「神薙村で50年に一度行われる“嫁取り祭り”」を取材するため、軽い気持ちで山奥へと足を踏み入れる。

ところがその祭り、ただの観光行事ではなかった。
村の長・志堂隆臣(しどう たかおみ)が“山神様”として登場し、参加者の中からひとりの女性に盃を差し出す。
その意味は、「今夜からあなたは俺の嫁」という、あまりにも直球な求愛宣言だった。

花純はその意味を知らず、盃を受け取ってしまう。
その夜、山神様(志堂)は花純の元へ現れ、静かに、でも圧倒的な意志でこう告げる。

「俺の全部を、あんたに捧げる」

登場人物

■ 志堂 隆臣(しどう たかおみ)

無口で無骨な山の男。神薙村の若き村長にして、祭では“山神様”役を務める。
見た目は熊、心は一途。無表情&口下手だが、「選んだ女には全力」な重めの愛がたまらん。
乙女心をゴリラパワーで粉砕しにくる、“攻略対象じゃなかったはずの村サブ男”が、堂々のメイン昇格。

■ 島瀬 花純(しませ かすみ)

都会から来た駆け出し記者・24歳。明るくて行動力があり、意外と肝が据わってるタイプ。
理不尽な村の掟にも最初はちゃんとツッコミ入れるし、納得の上で愛を受け入れる姿勢が好感度高し。
「エロ展開に巻き込まれるだけの女じゃ終わらない」系ヒロイン、ここに爆誕。

ここが読みどころ!

異文化×恋愛の境界線

この物語は、いきなり恋に落ちるわけでもなければ、偶然の出会いからじわじわ距離が縮まる恋愛ものでもない。
はじまりは、“盃”を交わすただそれだけの儀式──だけど、それがとんでもない意味を持っていた。

「知らぬ間に選ばれていた」という状況からスタートする関係は、普通なら不穏でしかないけれど、
ここではむしろ、選ばれた安心感”と選び返すまでの物語がちゃんと描かれていく。
つまりこれは、「強引さ」と「誠実さ」のあいだで丁寧に織り上げられた、因習ラブロマンスなのだ。

因習モノの“しきたり”

ただ強引な展開を楽しむだけじゃなく、村に根付いた“しきたり”がストーリーを牽引する装置になっているのが、この作品の見どころのひとつ。

「盃を交わす=嫁として選ばれる」「祭りの夜に“山神様”が花嫁のもとを訪れる」といった因習が、物語に緊張感を与えつつ、キャラ同士の関係性を深めるきっかけにもなってるんだよね。

読者としては「え、ほんとにそんなルールあんの!?」「逃げられないじゃん!」って突っ込みたくなりつつ、どこかで「選ばれてみたさ」も感じてしまう。
理不尽とロマンのギリギリの境界線──そこがめちゃくちゃおもしろい。

しかもこの作品、因習=闇!じゃなくて、ちゃんとハッピーエンドに着地するのもポイント高い。

和風×神秘の世界観

神薙村という舞台は、和風の世界観をまとうことで、どこか幻想的な異空間を生み出している。
夜の森、仮面をつけた村人たち、無言で進む行列、装束の擦れる音
すべてが「ここだけ時間の流れが違う」という雰囲気を醸し出していて、
その中で交わされる儀式や誓いの重みが、普通のラブストーリーとは一線を画している。

TLとしての刺激や萌えはもちろんあるんだけど、それだけじゃない。
“性と伝統”が混じり合う因習の空気に、読者もじわじわ取り込まれていく。
それがたまらんのです。

感想:“選ばれる恋”が刺さる

「盃を交わしたら嫁として認定される」という、婚活アプリもびっくりなローカルルール。え、そんな重要なこと説明されてませんけど!?という状況で、朴訥で武骨でムキムキな村長・志堂(しどう)に「今夜から俺の嫁な」と迫られ、戸惑いながらも抗えず──ってそれ取材どころか命の報道最前線やないか。

だがこの物語がただの強引ハーレクインものに終わらないのは、舞台である“因習村”のムードと、“執着×純情”という燃える属性のせい。

真っ暗な夜の静けさ。古い装束。意味深な面。
語られないけど確かに受け継がれてきた“誓いの儀式”。
そこに放り込まれた都会育ちの主人公は、恐怖とときめきの狭間で、
徐々に心をほどかれていく。

「因習TL」ってなに?なぜ今ウケるの?

「因習(いんしゅう)」。
これ、辞書的には「昔から続いている風習。時に非合理で抑圧的なもの」って意味なんだけど、TL界隈においてこの言葉が出てきた時点で、だいたいヤバい。だいたい興奮。

「山奥の村」「謎の儀式」「選ばれる女」「盃」「夜の儀」「村の掟」「逃げられない」
はいもう出オチで勝ち確。属性爆撃のオンパレードです。

でもただのムチエロで終わらないのが、「因習TL」の本領。

それはズバリ、現代の理性と、古代の本能のチキンレースだからだと思う。

なぜ今「因習TL」が刺さるのか?

理由は、社会が“自由”に疲れてきてるから。

現代って、選択肢が多くて、自分の人生も恋愛も“ちゃんと自分で選びなさい”って言われ続けてる。
だけど、それがしんどい人もめちゃくちゃいる。
自分で選ぶって、責任重いし、迷うし、孤独なんだよね。

そこで登場するのが、「因習TL」。

自分で選ばなくても、強引に選ばれ、愛され、求められ、従うしかないって状況。
本来なら怖いはずのシチュエーションが、“逃げなくていい安心感”に反転してる。

これ、めちゃくちゃ今っぽいメンタルなんだよね。

「強制と自発」の微妙な境界

正直、「因習TL」って紙一重なんですよ。
読者の解釈ひとつで「強制」にも「一途な愛」にもなる。

今回の作品も、ただの村ルールじゃなくて、
志堂さんの「自分の気持ちを言葉で伝える誠実さ」や、
花純ちゃんがちゃんと「YES」を言えるようになるまで描くところに、
「これなら読んでて安心できる」っていう絶妙なバランスがある。

だから「因習TL」は、

  • 現代の息苦しさに疲れた人
  • 何も考えずに「選ばれて愛されたい」人
  • 強引だけど誠実な男に全部委ねたい人
  • でもやっぱり自分も主役でいたい人

そういう矛盾だらけの欲望を、ぜんぶ肯定してくれる魔法ジャンルなんだよね。

しかも筋肉、和風、仮面、嫁取り、夜の義……って、詰め合わせおせち
おまけに大体「20回」とか。
もう勝てるわけないよ。読者、秒で堕ちるよ

もし現実がしんどくて、選ぶのも、頑張るのも疲れたら、
たまには“因習の村”に転がり込んで、全力で愛されてみるのも悪くない

そう思わせてくれるのが、「因習TL」っていうジャンルです。

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まとめ|因習×溺愛が描く選ばれる恋

『嫁娶りまつり~山神様の夜儀』は、ただのロマンスじゃない。
強引に見えて、実は“選ばれることの安心”と“自分で選び返す強さ”を描いた、
現代女性の心に寄り添う因習ラブストーリーだ。

舞台となる神薙村は、閉ざされた村というより「心の奥にある原風景」。
誰もが一度は感じたことのある、“支配と信頼のあいだ”を丁寧に描いている。
そしてその中で生まれる絆は、恐怖でも服従でもなく、互いの想いが交わる“契り”

「因習TL」というジャンルは、決して過去の幻想じゃない。
むしろ、選択に疲れた今だからこそ、
“流されてもいい”“誰かに委ねてもいい”という許しをくれる。

もしあなたが、
自由と責任の狭間で息が詰まりそうなとき、
一度この物語に触れてみてほしい。

強さも弱さも、どちらも愛してくれる世界がここにある。

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エンタメショップ店員。韓国Webtoonやアクション、王宮モノ、BL、同人など雑食です。毎日なにかしら読み、気になる構成やセリフをメモってます。作品を“掘る”のが好き。
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