本と私

夢をかなえるゾウ:笑って学べる成功哲学、ガネーシャの教え

mankore
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関西弁しゃべるゾウの神様が教える成功哲学? 初めてタイトルを聞いたとき、「なんやそのトンチキ設定」と笑いましたよ。ゾウが神様で、しかも関西弁?頭に浮かぶのは某遊園地の着ぐるみくらい。でも、この本を読んだ後は完全に手のひら返し。「めっちゃ良いこと書いてあるやん…」と真顔になりました。

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本書の基礎情報と読むべき人

まず、本書の基本スペックを整理しましょう!

タイトル: 夢をかなえるゾウ
著者: 水野敬也
ページ数: 300ページ前後(お手軽な厚みで安心)
特徴: ストーリー仕立ての自己啓発本。主人公とゾウの神様ガネーシャの軽妙なやり取りを通じて、自己改善のヒントを伝授。
読むべき人:

  • 自分の生活がマンネリ気味で、なんとかしたい人
  • 真面目な自己啓発本に疲れてる人
  • 成功哲学に関心があるけど、ガチガチの理論書は苦手な人
  • 関西弁キャラが好きな人(←ここ重要!)

あらすじとガネーシャの魅力

物語は、主人公である平凡なサラリーマンがゾウの神様「ガネーシャ」と出会うところから始まります。この主人公、夢はあるけどどうしたらいいかわからない典型的なタイプ。恋愛も仕事も冴えないし、なにより口だけで行動しない(耳が痛い!)。

そこに現れたのが、関西弁で喋りまくるゾウの神様ガネーシャ。彼が放った一言目がこれ。
「お前、このままじゃ2000%成功せえへんで」

いや、2000%って何の計算?数字の根拠はどこ?とツッコミを入れたくなるけど、そういうの全部スルーで話が進むのがこの本のテンポの良さ。そして出てくる課題が「靴を磨け」「募金しろ」などの地味なものばかり。でもこれがね、やってみると実際に刺さるんですわ。

ガネーシャはただの陽気なキャラじゃありません。陽気でズボラっぽいけど、時折ハッとする深いことを言う。例えるなら「頼れるけどちょいウザいバイト先の先輩」みたいな存在。しかも話がうまいから、なんだかんだ聞いちゃうんですよ。

心に刺さったガネーシャの教え

この本の魅力は、ガネーシャが示す課題がどれもシンプルで、日常生活に溶け込みやすいこと。ただし、シンプルだからといって実践が簡単とは限りません。地味な課題ほど案外難しいもの。特に印象に残ったものをいくつかピックアップしてご紹介します。

①靴を磨け

「靴を磨くと成功に近づく」。最初にこれを聞いたときは、「いやいや、靴をピカピカにしたくらいで人生変わるなら、世界中の靴職人が億万長者だわ」と思いましたよ。でもね、試しにやってみたら驚きました。

靴を磨くと、自分が整った気持ちになるんです。朝、磨いた靴を履いて出かけると「私、今日ちょっといけてるんじゃない?」っていう謎の自信が湧いてくる。不思議ですよね。これ、靴を磨く行為そのものがどうこうというより、「足元を整える=自分を大事にしている感」が効くんじゃないかと。もはや靴磨きは、メンタルの儀式です。

②トイレを掃除する

正直、トイレ掃除のハードルの高さよ…。やる前は「まあ、掃除くらい誰かがやるっしょ」と逃げてました。でも一念発起してやってみたら、これが意外と気持ち良い!

ピカピカのトイレを見たとき、「これで推しのグッズ抽選に当たるかも!」と本気で思える自分がいました(もちろん、ガネーシャの開運効果かは謎)。少なくとも、トイレ掃除を終えた後は「今日、私、偉いじゃん」と自分を褒める材料になります。これも小さな成功体験として効いてくるんですよね。

③その日頑張れた自分を褒める

普段、夜になったら「あー疲れた」で終わりがちですよね。でもガネーシャいわく、「その日頑張れた自分を褒めろ」と。やってみたら、これが意外と楽しいんです。

「今日はちゃんと食器を洗った!」「推しの新作を見逃さず即ポチした!」「めんどくさかったタスクを片付けた!」みたいに、小さいことを褒めてみる。すると、「自分、案外ちゃんとやってるじゃん」と気づくんです。これを続けるうちに、自己肯定感がじわじわ上がるのを実感しました。

本書の見どころ

本書は単なる自己啓発本ではありません。オタク的目線で見ると、以下のポイントがグッと刺さります。

①ストーリー形式で「成功哲学」がスッと入る

普通の自己啓発本だと「成功するには〇〇せよ」とか「具体例1,2,3」みたいな羅列で進むじゃないですか。それが苦手な人にこの本は刺さる。ストーリー仕立てだから、気づいたら「靴を磨く理由」や「人を笑わせることの重要性」が自分の中に染み込んでいるんです。

オタク的には、「推しの物語を読んで学びを得る」感覚に近い。つまり、ガネーシャが推し。

②ガネーシャのキャラが良すぎる

関西弁で喋る陽気なゾウ、ってだけでキャラが強い!けど、ただのネタキャラじゃなくて、「ズボラな主人公」に対して時に厳しく、時に温かいアドバイスをくれる存在なんですよ。なんかね、「過去の私(根暗時代)を叱りつつ励ましてくれる憧れの先輩」みたいでグッときます。

③地味だけど本質的な教えが多い

課題の内容が「靴を磨く」「まっすぐ帰宅する」「募金する」とか、パッと見「これで本当に成功するの?」って思うようなことばかり。でも、やってみると驚くほど効果を実感できる(気がする)。こういう小さな積み重ねこそが、大きな成功の鍵なんだなと痛感しました。

この本を読んだ後の私の変化

正直なところ、自己啓発本を読んだからといって「はい明日から人生バラ色!」なんてことはないと思ってました。実際、靴を磨いたからといって翌日に宝くじが当たるわけでも、推しが突然話しかけてくれるわけでもありません(残念ながら)。

でもね、気づかないうちに生活が少しずつ変わっていったんです。

例えば、「靴を磨く」を習慣化したら、毎朝の気分が爽快になりました。ピカピカの足元で出かけると、どことなく自分を誇らしく感じるんです。それが仕事や家事に対するモチベーションにつながるから不思議。そして「人を笑わせる」ためにSNSで軽いジョークを投稿してみたら、周りからの反応が増えて楽しくなる。

さらに、「頑張れた自分を褒める」を続けた結果、なんだか毎日がちょっとだけポジティブに。夜寝る前に「今日はちゃんとやった!」「私、意外とえらいかも」と自分を褒めるだけで、次の日へのエネルギーが湧くんですよね。

ガネーシャの課題はどれも簡単そうに見えて、「これで変わるの?」と思うものばかり。でも、小さな行動を積み重ねるうちに、いつの間にか「私、案外やれるやつじゃない?」という気分になっている。この効果が本書のすごいところなんです。

だからもし「何か変わりたいけど、どう始めたらいいかわからない」という人がいたら、この本を読んでガネーシャの課題を一つだけでも試してみてほしい。靴を磨くでも、トイレ掃除でも、何でもいい。小さな行動が、やがてあなたの景色を変えるかもしれませんよ。

「夢をかなえるゾウ」はAmazonビデオで視聴可能!

この本を読んで「もっとガネーシャの教えを深掘りしたい!」「関西弁ゾウのユーモアを映像で楽しみたい!」と思ったそこのあなた、朗報です。

「夢をかなえるゾウ」は、なんとAmazonビデオでドラマ版が視聴できます!しかも主演は小栗旬さん。ダメダメなサラリーマンがガネーシャに翻弄されつつ成長していく姿を、実写で楽しめるんです。

視聴のポイント:

  • 関西弁のガネーシャを体感! 古田新太さんが演じるガネーシャが最高にキュートで毒舌。あの課題を映像で直接教えてもらえるから、学びのリアリティが増します!
  • ストーリー仕立てだから、自己啓発の敷居が低い! 原作同様、ドラマもストーリー重視。自己啓発本が苦手な人でも、普通にエンタメとして楽しめます。
  • 小栗旬さんの演技が胸に刺さる! 主人公の成長をリアルに感じさせる演技で、つい自分を重ねてしまうかも。

Amazonプライム会員なら、レンタルや購入で手軽に観られます。「読むだけじゃなくて、もっとガネーシャの世界を楽しみたい」という人は、ぜひチェックしてみてください!

ガネーシャの教えを視覚的に体験して、さらにモチベーションを高めてみましょう。準備はいいですか?靴を磨いて、笑顔でAmazonビデオをクリックです!

「夢をかなえるゾウ」はオーディブルでも聴ける!

さらに朗報です!「夢をかなえるゾウ」はAmazonオーディブルでも楽しめます。つまり、 本を読む時間がない人や、通勤通学中に効率よくガネーシャの教えを学びたい人 にピッタリの方法なんです!

オーディブル版の魅力:

  • 耳から学べるガネーシャの教え: 関西弁の陽気な口調で課題が語られるので、ガネーシャのキャラがさらに際立ちます。まるで直接説教されている感覚に!
  • 忙しい日常にもフィット: 家事をしながら、移動中、寝る前…どんなシチュエーションでも聴けるから、忙しいオタク生活にも無理なく取り入れられます。
  • プロの朗読で没入感抜群: プロのナレーションで物語の世界に引き込まれる感覚は、読書や映像ともまた違った楽しさがあります。

Amazonオーディブルの無料トライアルを利用すれば、最初の1冊を無料で楽しむことも可能です。「気軽に始めたい」「まずはガネーシャの声を聴いてみたい」という人は、今すぐオーディブルのアプリをダウンロードしてみましょう!

靴を磨きながら、トイレ掃除しながら、耳で聞く「夢をかなえるゾウ」。これもきっと、ガネーシャの教えの一環に違いありません!

まとめ:読む価値、めっちゃある!

「夢をかなえるゾウ」は、真面目な自己啓発本に飽きた人や、オタク目線で楽しみたい人には超おすすめです。ストーリー形式だからサクサク読めて、それでいて内容は地味に効いてくる。

この本を読んで変わるかどうかは、正直自分次第。でも、少なくとも「変わりたい」って思わせてくれる力がある。

もしまだ読んだことがないなら、ぜひ読んでみてください!そしてガネーシャの課題をひとつでもやってみる。それだけで、きっとちょっとずつ人生が動き出す――かもしれませんよ?

さあ、私もこれから靴を磨いてきます!

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ABOUT ME
riko
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エンタメショップ店員。韓国漫画やアクション、王宮モノ、BL、同人など雑食です。新しい漫画との出会いを、ぜひ一緒に楽しみましょう!
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