【ザシス】真犯人は誰?「見て見ぬふり」が問いかける衝撃のラスト!

森田まさのり先生が挑む初のサスペンスホラー『ザシス』。
小説と現実が不気味にリンクし、いじめと復讐が絡む衝撃の展開が読者を引き込みます。
伏線回収が見事な全3巻の短期完結作、あなたもその緊張感を体感してみませんか?
- サスペンスやミステリー作品が好きな人
- 伏線回収が楽しめるストーリーが好きな人
- 社会問題(いじめや復讐)を扱った作品に興味がある人
- 短編で完結する緊張感のある物語を求めている人
- ホラー要素がある漫画を好む人
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「ザシス」の全貌
連載掲載 / 出版社 | グランドジャンプ(集英社) |
作者 | 森田まさのり |
ジャンル/キーワード | サスペンス ホラー / ミステリー、いじめ、復讐、見て見ぬふり(座視) |
見れるアプリ | ヤンジャン、Amazon Kindle、LINEマンガ |
森田まさのり先生が手掛けた初のサスペンスホラー漫画。
全3巻で完結する作品で、いじめと復讐をテーマに、緊迫感のあるミステリーが展開されます。
発売日は?何巻まである?
- 1巻:2023年4月18日発売
- 2巻:2024年1月18日発売
- 3巻(最終巻):2024年5月17日発売
作者・森田まさのりさん
『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』で知られる森田まさのり先生が初挑戦したホラー・サスペンス作品。
これまでのスポーツや青春を描いた作風とは異なるシリアスなテーマに挑戦しています。

『ザシス』ってどういう意味?

タイトル『ザシス』の意味は、
❝座視 (ざし)
つまり
「傍観しているだけで手を出さないこと」 を指しています。
この言葉は、『ザシス』第10話でいじめを傍観していたクラスメイトたちに向けた言葉として登場します。
作中で佐伯遥斗は、自身の小説にこう書き残していました
僕へのいじめを座視した奴らに、一生のトラウマが残ればいい
また、いじめを傍観していた担任教師が後悔に苛まれながらこう叫ぶシーンもあります
いじめに気づいていながら座視した私を殺せ!
『ザシス』というタイトルには 「いじめを見て見ぬふりする罪深さ」 を強く問いかける意味が込められていると考えられます。
主要なストーリー展開

主人公の山内海は平凡な中学教師でしたが、旧友の不可解な連続死をきっかけに過去と向き合うことに。
事件の背後には、かつていじめを受けていた同級生・佐伯遥人が書いた落選小説『ザシス』が絡んでいます。
同窓会で明かされる恐怖の映像や真犯人の目的、そして復讐劇の結末が読者を驚かせます。
登場人物紹介
- 山内 海:主人公で中学校教師。いじめを見て見ぬふりしていた過去に罪悪感を抱える。
- 八木沢 珠緒:山内の恋人で文芸誌の新人編集者。事件解決に重要な役割を果たす。
- 佐伯 遥人:中学時代のいじめ被害者。死んだと思われていたが、物語の中で謎を呼ぶ存在。
- 田宮 晋太郎:いじめの黒幕であり、同級生たちを操っていた張本人。
見どころを深掘り

- 小説と現実がリンクするストーリー
- 過去と現在が交錯する復讐劇の奥深さ
- 復讐小説の作者は本当に遥斗なのか
小説の通りに追い詰められるいじめっ子
『ザシス』最大の特徴は、作中に登場する小説『ザシス』と現実の事件が不気味にリンクしていく点です。
物語は、主人公の山内海が高校時代の同級生である鈴木が死んだというニュースを耳にするところから始まります。
その後、次々と旧友たちが不可解な死を遂げる中で、海の恋人で文芸誌の新人編集者・八木沢珠緒が、連続殺人事件がある小説の筋書きと一致していることに気づきます。
その小説の名前は『ザシス』。
作者はかつていじめを受けていた佐伯遥斗と記されていましたが、遥斗はすでに亡くなっているとされています。
現実と小説がまるで鏡写しのように進行していくこのストーリー構成は、読者に強い緊張感を与え、「次は何が起こるのか?」とページをめくる手が止まらなくなります。ミステリー小説を読むような感覚で楽しめる、知的でスリリングな作品です。
過去と現在が交錯する復讐劇の奥深さ
復讐をテーマにした作品は数多くありますが、『ザシス』では、過去に犯した罪が現在の事件にどう影響を及ぼすのかが深く掘り下げられています。
登場人物たちは避けられない形で過去と向き合わされ、それに伴う後悔や葛藤がリアルに描かれています。
主人公・海は、学生時代にいじめを傍観していた罪悪感を抱えています。
さらに、突発的な事故で遥斗を轢いてしまったという重い過去も背負っており、その罪が現在進行する連続殺人事件に絡んでいくのです。
特に印象的なのは、登場人物たちが「なぜあの時、止められなかったのか」と後悔しながらも、前に進もうともがく姿。
過去の罪と現在の事件が交錯することで生まれる緊張感は物語に深みを与え、読者は彼らの葛藤をまるで自分自身のことのように感じるでしょう。
時間を超えて繋がる因果が明らかになるたび、物語の重みが増していく構成は圧巻です。
小説の作者は本当に遥斗なのか?という謎
『ザシス』の大きな見どころの一つは、小説を書いたのが本当に佐伯遥斗だったのか、それとも別の誰かだったのかという謎です。
遥斗はすでに亡くなっているはずなのに、彼の小説が現実の事件とリンクし続ける展開に、読者は次第に混乱と不安を覚えます。
特に印象的なのは、遥斗が埋められた場所に「内側から盛り上がったような穴」が空いていたという描写。
「這い上がってきたのか?」と思わせる描写や、ゾンビ的な要素もスティーブン・キングを彷彿とさせる演出で、ホラーファンにはたまらないポイントです。
一説によれば、この「つまらない」という感想は、物語の一部が現実に基づいているからではないかと考えられています。現実と虚構が交錯する構造が、物語全体に独特の魅力を与えています。
読者レビューまとめました

ポイントブロックタイトル
- 緻密なストーリー構成
- サスペンスとしての緊張感が最後まで続く
- 小説と現実がリンクする独特のアイデア
- 登場人物それぞれの内面が深掘りされている
- いじめの問題を鋭く描いた社会的テーマ
- 読後に深い考察が楽しめる
- ホラー要素が際立つ映像的な描写
- 無駄のないストーリー展開
- 様々な伏線が見事に回収される
ポイントブロックタイトル
- 残虐な描写が苦手な人にはきつい
- 中学生の描写がやや不自然
- 結末が読者の想像に委ねられる部分が多い
- 主人公に共感しづらいと感じる読者も
- 一部の描写に現実味が欠ける
- 短い巻数ゆえの物足りなさ
- サスペンスとして既視感のある展開も
- 感情移入しづらいキャラクターがいる
- 一部の伏線がやや強引に回収される
【考察】主人公が書いた小説ではないか?

『ザシス』を読んでいく中で、ある仮説が浮かび上がってきます。それは、物語全体が主人公・海自身が書いた虚構の小説なのではないか?というものです。
現実と虚構の境界が曖昧になるような描写や、矛盾とも取れるシーンが随所に見られるため、この解釈には説得力があります。
- サスペンスホラー好きの海と『ザシス』の共通点
- 海は大学時代に文芸サークルに所属しており、サスペンスホラーを執筆していたことが作中で語られている。
- 『ザシス』のストーリーと海の好んでいたジャンルが重なる点が、物語が彼の創作ではないかという疑念を抱かせる。
- 海の愛読書にスティーブン・キングやヒッチコックといったホラー作品があり、作中にもこれらを彷彿とさせる演出が多い。
- 作中の矛盾点が「虚構」を示唆?
- 遥斗が埋められていたはずの場所に「内側から盛り上がったような穴」があるという不自然な描写がある。
- この描写は現実ではなく、ホラー的な創作世界の一部でありそうなシーンに見える。
- 一部の伏線が未回収に見える点も、現実ではなく創作だから曖昧に描かれている可能性を感じさせる。
- こうした「矛盾点」が物語全体を「虚構」として示唆しているのではないかと考えられる。
- 珠緒が『ザシス』を「つまらない小説」と感じた理由
- 珠緒は小説『ザシス』を「つまらない」と評している。
- その理由は小説の内容が「現実に基づいている」からではないか
- 単に小説としての出来ではなく、現実味を感じすぎたゆえの感想ではないかと推測。
もし『ザシス』が主人公の創作だったら?
もしこの解釈が正しいとしたら、『ザシス』は単なるサスペンスホラーではなく、主人公・海の「罪悪感」と「内面の投影」を描いた、よりメタ的で深みのある作品として楽しめるのではないでしょうか。
ホラー好きで、スティーブン・キングやヒッチコックを愛する主人公・海の視点で物語を見てみると、彼自身が小説の中に「現実の罪」を織り込んでしまった可能性を感じます。
「どこまでが現実で、どこからが虚構なのか?」と読者自身も翻弄されながら楽しむ仕掛けこそが、『ザシス』のもう一つの魅力なのかもしれませんね!
【感想】森田まさのり先生の新境地!

森田まさのり先生といえば、『ろくでなしBLUES』や『ROOKIES』みたいな、暑苦しいまでの熱血青春漫画が有名だけど、『ザシス』ではそのイメージを完全にぶっ壊してきた。
正直、こんなダークでヘビーなサスペンスホラー描けるんだ…!と、いい意味で裏切られた。
しかも、テーマは「いじめ」と「復讐」という容赦ない重さ。
それにサスペンスホラー特有の緊張感が絡むことで、森田先生が未知のジャンルに挑戦した意欲作って感じでした!
心理描写がエグい…「見て見ぬふり(座視)」の罪が刺さる
物語の中でジワジワ迫ってくるのが、登場人物たちの「心の闇」。
特に「座視」の罪が引き起こす悲劇が、読者の胸をグサグサ突いてくる。いじめに気づいていながら見て見ぬふりをした罪、それが人生を台無しにするレベルで重くのしかかる。
森田先生のキャラクター描写が、また絶妙にリアル。やっぱりめちゃくちゃ表情好きなんだよね、この方の人物の書き方とか・・心理描写。読むたびに、心をグリグリえぐられる感じ。普通のいじめや復讐テーマの漫画じゃ物足りないって人にはド直球で刺さると思う。
矛盾?伏線?考察が楽しい仕掛けだらけ
正直、『ザシス』って読み終わった後の「モヤモヤ感」もすごい。
例えば、遥斗が埋められた穴が「内側から盛り上がっていた」って描写、あれ何?ゾンビ?それとも…?みたいな謎がゴロゴロ転がってる。
一部の伏線が回収されないんだけど、それもまた「考察の余地を残した」ってことかもしれない。
しかも、この物語を「主人公・海の創作した虚構」として読むと、さらに深く楽しめる。こういう「終わった後に考えたくなる系」の漫画、大好き。
キング&ヒッチコック好きに刺さる小ネタ多し
ホラーファンとしてたまらなかったのが、作中でのスティーブン・キングとかヒッチコックへのオマージュ。
『呪われた町』とか『ペット・セメタリー』みたいな名作ホラーが随所にちらつくし、ヒッチコックの『サイコ』っぽい演出もあって、「あっ、これアレじゃん!」って一人でテンション上がった。
ホラー好きなら絶対楽しめるポイントだし、ネタを探しながら読むのもまた一興。
八木沢珠緒、最高
個人的推しキャラは、文芸編集者の八木沢珠緒。
めちゃくちゃ頑張り屋で、シリアスな展開の中でいい感じに癒しを提供してくれるキャラだった。やっぱりこういうキャラは必要だよね!
しかも、彼女が物語の最後までちゃんと重要な役割を果たしてるところが良い。珠緒みたいな「おもしれー女」が出てくる作品って、それだけで愛着湧くよ。
彼女の奮闘にハラハラしつつも、「珠緒、がんばれ!」って思いながら読めた。
ラストの「靴」で爆発する衝撃の伏線回収
で、ラストですよ。これヤバい。遥斗の小説『ザシス』の全容が明らかになって、「ああ、全部これに繋がってたんだな…」ってほっとしたのも束の間、急に「靴」の描写という爆弾投下
「えっ、これってどういうこと?誰の靴?」みたいな混乱を残したまま終わるんだけど、おおおおい!!ってツッコミ残す、それがまた最高に中毒性ある。
再読が止まらないタイプの作品。
短いのに濃い!これは一気読み必至
『ザシス』は全3巻という短いボリュームなのに、めちゃくちゃ濃い!
濃密な人間ドラマと、ホラー的な緊張感、そして社会的テーマの融合で心を掴まれる。
それに加えて、やっぱり森田先生ってだけで「これは間違いなく面白いだろう」という安心感があるのも事実。でも、それでいてこれまでの作風を超えてきた挑戦っぷりが本当にすごい。
短時間で読み終えられるから、ホラーやミステリー好きな人はぜひ挑戦してほしい。読んだら絶対ハマるし、あのラストを体験したらきっと「二周目行くしかない…」ってなるはず!

短時間で読める良作を探してる人にもオススメ!
「ザシス」はどこで読める?

無料で読める?おすすめアプリ
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総括
『ザシス』は、いじめや復讐といった重いテーマを扱いながらも、エンターテインメントとしても非常に優れた作品です。
短いながらも内容が濃く、ラストまで一気に読み進められるサスペンスホラーです。興味を持った方はぜひ一読を!
- 『ザシス』は森田まさのり先生のサスペンスホラー作品。
- タイトルの「ザシス」は「座視(見て見ぬふり)」を意味し、いじめと復讐がテーマ。
- 全3巻完結で、短いながら濃密な物語が展開される。
- 小説と現実がリンクする独特なストーリー構成が特徴。
- 主人公・海が過去の罪と現在の事件に向き合う姿が描かれる。
- 「真犯人は誰なのか?」という謎が読者を引き込む。
- 作中に散りばめられた矛盾点が「虚構説」を考察させる。
- スティーブン・キングやヒッチコック作品のオマージュが多く、ホラーファン必見。
- 心理描写がリアルで、「座視」の罪の重さが鋭く心に刺さる。
- ラストの描写で伏線が爆発し、読後の考察が盛り上がる。
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